大家日記帳(6)
<十九ページ>
『緊急速報!北道海の昼張に希望の巨大ロボット出現!!・・・』
「ふぁぁぁぁ〜〜〜っ・・・暇やな〜。(ポリポリッ)」
今は大晦日間近。
数日前に終業式を迎え、冬休みをエンジョイしてる・・・ハズが、テレビのニュースを見ながらポテチを食べていた。
「亮ーーーー!!!」
ガラッ!
つばめが勢いよく入ってきた。
「ん?つばめ、どないしたんや?」
「明日、空港にすごい戦艦が空港に来るんだって!」
「んで?」
亮がホケ〜ッとしながら聞く。
「『んで?』じゃないでしょ!あの幻の戦艦、ロストシップよ!」
「何ーーーーーーーー!!!!・・・すごいのか?」
「わからずに驚くなー!」
つばめが鋭く突っ込んだ。
(二十ページ)
キィィィィィィィン・・・・・・
「やっぱ、空港はすっげぇなー。」
「ほんと、ここから宇宙に行けるなんて思えないわ。」
亮達は宇宙船などを見ながら驚いていた。
ちなみに、この空港は普通の空港じゃなく、基本的に宇宙船が出入りする、いわゆる「宇宙空港」である。
その時、滑走路の方が慌ただしくなってきた。
「・・・そろそろ、そのロストシップとやらが来るみたいやな。」
亮が時計を見た時、滑走路の方が更に慌ただしくなってきた。
「・・・・・・・来たっ!!」
つばめが指さす方に、ロストシップらしき影が見えてきた。
亮達はそのロストシップの乗員を見に走っていった。
そして、亮達は着陸したロストシップの近くまで来た。
その時、ロストシップから乗員が降りてきた。
「ひっさしぶりの地上だ〜・・・・って、うわっ!!」
女性の乗員がタラップから顔面で転けた。
「ここは民間と共用だから、タラップの規格が違って段差があるぞ・・・・っておい。(汗」
もう一人の男の乗員がそう突っ込む。
その時、端から見ていた亮は・・・
「おおっ、ごっつカッチョエエ制服やなぁ!!」
「今時、「カッチョエエ!」なんて、あんたしか言わないわよ。(汗」
つばめが顔を赤らめながら突っ込む。
「ひょ、ひょういうほほはふぁやふいっへくらふぁい・・・・」
「おい、フィリス。顔突っ込んだままじゃ何もわからんぞ。」
「・・・・・・。(汗・苦笑」
亮とつばめは少し引いた。
「んで、”つきみや”はいつ入るんだ?」
「・・・・・・・ん、調整に手間取って30分遅れです。」
「ふぅ、まさか民間の空港にまわされるとはねぇ・・・。」
などと亮達には解るハズもない会話を乗員達は話していた。
その時・・・
「ねえねえねえ、あのロストシップって何て名前何や?」
と、目を輝かせながら亮は男性の乗員に話しかける。
「こらっ!いきなり聞かない!!ごめんなさい、いきなり話しかけたりして・・・。」
「いえいえ、いいんです。あれはですねぇ・・・モゴッ!」
「こっちも機密事項を軽々しく言わない言わない・・・。(汗」
男性乗員がフィリスと呼んだ乗員の口を押さえながら突っ込む。
そして、こっちも・・・
「ごがー!ぐがげー!ががげー!!(訳:こらー!つばめー!離せー!)」
「ほんとにすみません。(汗」
つばめが亮の口を抑えながら深く頭を下げる。
「見学は明後日だけど・・・まぁ、いいか。”フェルティクス”、家の家名からつけたんだよ。」
「おおっ!ものごっつうカッチョエェェェ名前やなぁ!!」
「(バシッ!)そんなに大声出さない!!」
つばめが何処から持ってきたのか、ハリセンで亮に突っ込む。
更に亮は目を輝かせながら質問をする。
「やっぱ、変形合体するんか?!!」
「時間はかかるが一応出来るぞ♪」
男性乗員も、どうやらのってきたみたいである。
「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
もはや、亮はすっかりハイテンションになっていた。
こういう時の冷却剤といえば・・・
「いい加減に落ち着きなさい!!!!!(バシッ)」
つばめがハリセンで亮に突っ込んだ。
「グハッ・・・・・」
亮はそのまま倒れてしまった。
その時、男性乗員がどこからか殺気を感じた。
「ちょっとー!わたしの時はダメだって言って、教えてるじゃないですかー!!」
と、剣を持って怒っていた。
「すまん、俺が悪かったから、刃物は止めてくれ・・・。」
もはや、男性乗員もタジタジである。
「そういえば、自己紹介してへんかったな。」
亮が大変なことになってる乗員の2人の中に入る。
「そういえば、そうだったな。ヒデキ・フェルテクス。一応一艦隊司令だ。」
「わたし、フィリスっていいます。よろしく♪」
乗員の2人がそう名乗った。
「わいは亮。竹内 亮っていうんや。」
「私は安藤 つばめっていいます。」
2人も同じく名乗った。
ピピピピッ・・・
亮の腕時計が鳴った。
「ん?・・・ああっ!!!もうすぐアルファゼノンが始まる!!!はよ帰らな!!!」
ガシッ
「え・・・ええっ!!!」
亮がつばめの腕をつかんで走り去っていった。
「・・・・。」
別れの挨拶すら出来ずにフィリスとフェルは呆然としていた。
(二十ページのすみ)
「・・・どうだ?フィリス?」
フェルがフィリスに問いかける。
「お二方とも、問題ないです。人材として欲しいくらいですね。」
フェル達の目の前に巨大なスクリーンがあった。
それにはなぜか、亮とつばめが映っていた。
「あと、あの2人に今度の事伝えろよ。」
「了解。」