お盆休みの帰郷を利用して、今回狙うは鳥海山。東北2位の標高を誇り、山形・秋田の県境に位置する。カミサンの実家、東根からJRを乗り継ぎバスの出る象潟に向かう。新庄から延びる陸羽西線は最上川沿いに西進し、車窓からは最上川下りの屋形船が見える。終着駅の余目が近づくと秀麗な鳥海山が見えてくる。
いくつかある登山口から一番交通の便が良い鉾立口から登った。前泊した鉾立山荘は自炊寝具付¥1,890という公共の山小屋。シーズン中というのに2〜3割しか埋まっていない。私は4人部屋を独占した。酒田で買出ししたコンビニ弁当を摂りながら、ここを毎週のように利用する地元カメラマン氏と会話が弾んだ。同氏が撮ったというシュカブラのモノクロ写真が山荘のロビーに飾ってあった。よほどの常連さんだ。
肝心の山行はいまいちだった。降りてくる人に聞くと昨日は佐渡島まで見えたそうがだが、好天が続くなか、一番天気の悪い日に登ってしまったようだ。山頂はガスに覆われ何も見えなかった。今年はこんなのばっかりで少々不完全燃焼です。 |
| 山行記録 |
| 04.08.14 象潟−鉾立−鉾立山荘 |
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| 象潟 |
| 改札を抜けると、既に鉾立行きのバスが待っていた。私と中年のオジヤさんの二人を乗せてほどなく出発し一時時間弱で鉾立に着いた。\1,500 |
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| 鉾立 |
| 鉾立は大きなレストハウスと駐車場がある観光地。 |
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| 展望台から鳥海山 |
| 鉾立山荘に投宿したが、素晴らしい眺望にじっとしていられない。カメラを持ってあたりを散策した。近くの展望台から鳥海山の一角を望む。 |
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| 日本海 |
| 同じく日本海。遠くに飛島が見える。噴火した際、この島まで火山弾が飛んだと言う。 |
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| 象潟夜景 |
| 七時頃、改めて日本海側を撮影した。象潟の街の灯、漁火、遠くには男鹿半島の明かりが見える。 |
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04.08.15
鉾立山荘4:20−5:24賽の河原−5:55御池6:25−7:05七五三掛7:15−7:30千蛇谷雪田−8:30御本社山8:55−9:10新山9:15−10:15雪田10:25−10:40七五三掛10:50−11:30御池11:55−12:40鉾立 |
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| 鉾立山荘 |
| 朝食は御浜小屋あたりで摂ることにして、まだ薄暗い4時半に山荘を出た。どんよりとした曇り空。展望台から見ると1500m付近から上は雲の中で何も見えない。 |
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| 御浜小屋 |
| 賽の河原あたりからガスの中に高山植物が現れるが写真をとる気もしない。自家発電のエンジン音が聞こえてきたと思ったら程なく御浜小屋に辿りついた。ゴミを焼いているのだろう。異臭が鼻につく。 |
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| 七五三掛 |
| 御浜小屋、八丁坂、七五三掛と花の種類が多くなってきた。ハクサンイチゲとウメバチソウが同時期に咲いている。 |
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| 千蛇谷へ下る |
| 七五三掛分岐から外輪山コースを分け千蛇谷コース二に入る。お花畑の中だが、急な下りだ。落石注意。 |
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| 千蛇谷雪渓 |
| 雪渓で覆われる千蛇谷もこの時期は僅か50m程の雪田が残るのみ。ルートはこの雪田を横切り左の尾根を登って行く。 |
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| 御本社 |
| ガスの中をひたすら登ると正面に要塞のような山小屋が現れる。正式には鳥海山大物忌神社と言うそうだ。社殿に併設した山小屋でしばらく天候の回復を待つが、好転の気配は無い。外輪山コースから湯ノ台に下る案も考えていたがこの天候では鉾立に戻る方が無難だろう。 |
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| 胎内くぐり |
| ピークハントは好まないがここまで来たのなら最高峰の新山に登らないわけには行かないだろう。小屋で休んでいた他のパーティが行動を始めたので後を追った。登山道はそれまでと一変して荒々しい道になる。ペンキマークを頼りに大岩をよじ登る様に登ってゆく。山頂直下には「胎内くぐり」と呼ばれる岩の裂け目がある。ここを一旦下って登り返せば新山にたどり着く。 |
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| 新山山頂 |
| 山頂というにはあまりにも狭い。宝剣岳並みだ。 |
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| 鳥海山 |
| 皮肉なもので山頂を後にすると、徐々に天候が回復してきた。とは言え山頂に雲が残っているがこれでも今日のベストショット。 |
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