米子不動 2005年2月12日〜13日 M 長坂心 2/12 晴れ 林道終点(6:00)〜大沢出合BC(8:30〜9:00)〜不動戻し(10:30〜12:30)〜 夜叉(14:00〜16:10)〜BC(16:50) 大沢出合には既に5張りのテントが張ってあり、皆さんこれから出勤の様子。 我々も出合にテントを張って大沢を詰める。 大沢には他に入山者は無いようなので、落ち着いて登ることが出来そうだ。 まずは米子の登竜門?「不動戻し」を登ることにする。大沢エリアには他に「どぜうの詩」、 「夜叉」、「阿修羅」の氷瀑があるがどれも見た目から難しそうである。 「不動戻し 右」は全然繋がっていないので問題外。 沢を詰めながら見上げると圧倒的な迫力で迫ってくるが、氷瀑の基部から見上げると さほど傾斜もないようで、弱点も見えてくる。 「不動戻し」 1p:10m程堆氷を登ってバーチカルセクションに突入。10m程登ると既にアップアップ状 態。テンションを掛けてしまえば楽になれるのだが、気合を入れ直しフリーで突破する。 下から登ってきた人もいたので恥ずかしい所は見せられない。 バーチカルセクションは20m程、次第に傾斜は緩くなり、安定した所でビレイ。 よく見ると足元にVスレッドの残置があった。 2p:長坂リード 階段状の快適ピッチ。ロープ一杯で立木まで。 意外と早く終わったのでこのままBCに戻っても時間を持て余してしまう。 「夜叉」の1p目は簡単そうなので登りに行く。 「不動戻し」からは小尾根を1本乗り越せば「夜叉」の取付き。 結局2P目も登ってしまった。 「夜叉」 1p:幅広い氷瀑だが弱点を狙うと右側の凹状部から左上していく事になる。バーチカルセ クションは出だしの10m程だけなのでリーシュレスでトライする。バーチカルセクション はステミングで登れるがリーシュレスだと余計な力が入ってしまい腕はパンパンだ。 2P目の氷柱基部のテラスまで伸ばすと潅木でビレイできる。 2p:さすがに2P目はリーシュを取り出す。氷柱を右に回り込んで凹状部を直上していく。 昨日のピック跡に引っ掛けながら登ることが出来たのでかなり楽だった。 ぶなの会のエールを受けてフリーで完登。 終了点は落口から左へトラバースしているので念の為、最後に振れ止めとしてスクリュー を打ったのが幸いした。(長坂が落口手前で落ちてしまった。振れ止めが無ければ空中に ぶら下っていたはずである) 2/13 晴れ BC(5:40)〜黒滝(7:30〜11:30)〜BC(12:30〜13:00)〜車(14:30) 「黒滝」はピッチグレードY-だが昨日登った「不動戻し」Y-、「夜叉」Yよりも難しく感 じた。もちろん既登跡が残っていないのが大きな要因ではあるが「不動戻し」「夜叉」が比 較的安定した氷であるのに対して「黒滝」の1P目はツララの集合体で非常にデリケート だったからであろう。 1p:10mほど堆氷を登り右側の凹状部にラインを引く。(左側は水が流れている) バーチカルセクションはさほど長くないが、スクリューを打てる所が限られてくるので精 神的に厳しい。20mほど脆い氷を登るとしっかりした氷に変わる。 2p:長坂リード 階段状だが部分的に立っているので気が抜けない。氷柱基部のテラスまで。 3p:ここも階段状ではあるが上部には白いツララの塊が多数ぶら下っている。下から見て いると良く分からなかったのだが、近づいて見るとそれは潅木に張り付いた氷に雪が付着 した物だった。最後はその白いつららがハングとなって登攀ラインと重なってしまったの で一抱えほどのつららを叩き落して終了点の立木に辿り着く。 下降は50m*2回、2P目はVスレッド。 初めての米子不動詣でしたが、大谷不動・八ヶ岳での経験が生かされ、全てのピッチを フリーで登ることが出来たのは大きな成果でした。
写真 不動戻し 写真 不動戻し(撮影 長坂) 写真 不動戻し 写真 夜叉 写真 夜叉(撮影 長坂) 写真 夜叉 2P目 写真 不動滝と黒滝 写真 黒滝 写真 黒滝(撮影 長坂) 写真 黒滝 2P目
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