C3建設編



8/3 雨のち曇り

BC(10:45)〜C1(13:45)

 朝から雨、降ったり止んだり。10時前から晴れ間も見えるようになったのでチャイを

飲んで出発。栃木隊と再会を約束してC1へ。

 MSRの調子が悪い、分解して掃除してみるが中間の金属ホースが詰まっているようだ。

ちゃんとフィルターかけて燃料入れたのに・・・ 長期戦になるとガスカートリッジが不

足してくるかも?


8/4 雪

C1ステイ

 視界不良の為、停滞。


8/5 雪

C1(8:40)〜C2(15:10)

 今日も雪、視界なし。しかし次第に見えるようになってくる。C1のテントは撤収し

C2へ荷上げする。C2の新雪は30cmほど。すこし頭痛はするが問題なし。


8/6 晴れ

C2(4:40)〜C3(12:40〜13:40)〜C2(16:10)

 多賀、長坂は雪目の為、ステイ。大森と2人でC3設営に向かう。C2から先の新雪の

量はたいした事無いが、ボディーブローのように体力を奪っていく。フィックスの取り付

きまでが結構距離があり、長く感じる。最初はユマールを掛けて登っていたが、面倒なの

でカラビナ通しで登っていく。緩い雪壁だが下降のことを考えるとフィックスしたほうが

楽だ。下部フィックスを登りきると傾斜の落ちた岩場が出てくるが、これは右側の雪の斜

面にルートをとる。新雪のラッセルが深くしんどい所だ。上部雪壁は傾斜が増し、途中ク

レバスも多くて要注意。ここのフィックスは氷漬けになっていて掘り返すのが大変だった。

 晴れてはいるのだがスノーピーク頂上が近づくと風が強く、気温も上がらない。薄着で

着たのでとても寒く感じた。スノーピークには登らず、ピークを左から巻くようにしてコ

ルに降りてC3設営地とする。




C2からスノーピークへ向かって




下部フィックスを登る




南東稜を振り返る




C3設営
 

8/7 雪のち曇り

C2(7:15)〜下部フィックス終了点(11:30)〜C2(13:30)

 朝、雪が舞っているが次第に晴れてくる。長坂は中間部の岩稜上部まで荷上げ。僕と大

森は下部フィックスの支点整備をして下降。これでアタック体制ができた。

 多賀さんには申し訳ないが、天気が良ければ明日C3入りする事にする。天候の予想が

できないので、C3で好天を待ってアタックする事にした。一度、BCへ戻る事も考えた

が・・・

 多賀さんには以下の理由からC3入りを断念してもらう事にしたが、本人はC3入りす

ると言い張る。後は、自己責任。

1)初めての遠征で、初めての獲得高度で泊まる事は、高所登山の原則に外れる。

2)もし、C3で何かあった場合、下に降ろす事が困難になる。

3)仮に本人が歩いて下山できる状態でも、付き添いが必要。そのときは僕が付き添う以

外に無い。

4)個人的理由ではあるが、付き添って下山する事になると、僕にアッタクの機会が無く

なる。

 つまり、足手まといになるので、C2でじっとしていてください、ということだ。高所

にいると嫌な人間になっていくのがよく分かる。と言うより僕は元々こんな人間なんだと

認識させられる。
 
長坂に関しては、初めての獲得高度での宿泊になるが、C3直下まで登っていること、

昨年のマッキンリーの経験から問題ないと判断した。




ライラと大森



8/8 雪時々晴れ
 
明け方、雪が降り始める。朝食を食べて待機、次第に晴れてくるが高層雲が出ている。

多分明日はダメだろうと思い、今日は休養日とする。日中は、晴れたり雪が降ったり・・


















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